明けましておめでとうございます。リバネスの宮内です。
本年も小麦の栽培研究を頑張っていきましょう。

 

早速ですが、今回のミッションの提示です!

 

今回のミッションは「麦踏み」です。
文字通り麦を踏みます。 折角元気に育っている麦ですが、踏みます。
酷いなと感じるかもしれませんが、これも麦のためなのです。

 

なぜ麦踏み行うのか?理由はいくつかあります。

 

1つめは、麦が強くなります。
麦が踏まれることで生理活性が高まり、分げつ(枝分かれ)が増えたり、茎が太くなります。
その結果、収穫量が増えることだけでなく、風に強くなるのです。

 

2つめは、霜に強くなります。
霜が立つと土壌が持ち上がってしまい根がダメージを受けますが、
踏むことで土壌が固められ、霜を防ぎます。

 

ただプランターに人が乗ると 壊れてしまう可能性があるため別の方法で行います。

 

このようにやってみましょう。


<手順>
①空のペットボトル(500ml)を用意し、水を中に入れます。

②水の入ったペットボトルを使い上から植物体を鎮圧します。
植物体を押さえるようにして上から麦を倒します。

③対照区、比較区はすべて行いましょう。
※調査区は麦踏みの効果を見るために下の写真のように半分残しておきましょう。

麦踏みが終わると上の写真のように麦全体が寝てしまい
大丈夫かなと思うかもしれませんが麦の生命力を信じましょう。

 

なお麦踏みの目安としては2月までに2-3週間に1回ほど行います。

 

実際の小麦栽培の現場ではローラーが使われていたりするので
検索してみてみるのも面白いと思います。

 

ミッションを行ったら、ぜひブログにアップしてくださいね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

【小麦観察ミッション】麦踏みをしてみよう!」 に1件のコメント

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