9月22日、第四期ゆめちから栽培研究発表会がパスコイーストカンパニーで行われました。
発表会には、課題研究校の生徒・先生をはじめパスコ関係者、任命式からご支援をいただいている開発者の田引先生にも参加していただきました。
本会では、施肥計画を立て1年間を通じて栽培をやってきた結果に対して、収穫量が施肥計画で一番増加しているところに「最大収量賞」を、タンパク質含量が超強力の基準を超えていれば「タンパク含量賞」を授与します。
また、お互いの研究成果を発表するときに、発表が良かったものに投票し「プレゼンテーション賞」を決めます。
開会の挨拶をパスコの池井戸様よりいただきました。
研究発表は、桐蔭学園中学校女子部、日本工業大学駒場中学校高等学校、山梨県立甲府第一高等学校の順に行いました。
桐蔭学園中学校女子部の発表の様子
日本工業大学駒場中学校高等学校の発表の様子
山梨県立甲府第一高等学校の発表の様子
発表後、交流タイム(ポスター発表会)を行いました。
交流タイムでは、これまでの栽培の様子や方法についてお互い意見交換をしていました。
休憩時間に多くのPascoの社員の方も成果を見に来ていただきました。
交流タイム終了後、各賞の授与を行いました。
タンパク含量賞は、今回参加の3校とも基準を満たしていたので、すべての学校が受賞しました。
最大収量賞は、山梨県立甲府第一高等学校が受賞しました。
施肥設計により、研究区の収穫量が基準区より約70%向上していました。
プレゼンテーション賞は、日本工業大学駒場中学校高等学校が受賞しました。
発表に寸劇や、出来たゆめちからのコムギを使って商品開発を行う計画を入れていた点が高く評価されました。
その後、総評・研究者からのお話で田引先生よりお話をいただきました。
今後の研究に向けて、葉の緑を計測し、施肥の判断としてみるのがよいとのアドバイスをいただきました。
最後に終わりの言葉をパスコの飯田様よりいただきました。
「1年間を通じてパン作りやゆめちからについていろいろな経験ができたのではないでしょうか。社会、大学へ行って活かして欲しいと思います。パンをみてパスコを思い出して欲しいです。最後にとれたゆめちからでパン作りをして、本プログラムの相手とわけあって食べてることに挑戦して欲しいです。」
最後に記念撮影!一年間おつかれさまでした。