美幌町のゆめちからは10月2日から3日にかけて一斉に芽を出しました。
9月23日に播種をしてから、約10日かけての発芽です。
10月5日の16時頃に撮影した写真では、畑の畝のライン上にすっと伸びたゆめちからが見られます。
長いものではすでに5センチくらい。
よく見ると、伸びた葉の内側にもう一枚の葉がすでに顔を出し始めています。
このゆめちからは、前作でじゃがいもをつくった畑で作られます。
じゃがいもは9月の前半に収穫します。
その後、畑を耕起して、小麦の種子を撒くので、農家さんはとても忙しい季節です。
じゃがいもを掘り起こしてから、約1ヶ月で美幌町内の畑は一斉に小麦が発芽し、
黒茶けた土の畑が薄っすらと緑色に覆われます。
ちなみに、取り残したじゃがいもが翌年にちらほら芽を出してくることがあります。
こういうものは野良芋と言われ、ちょっとした問題になったりもしています。
気になったら調べてみてくださいね!
美幌町ではこれから一気に気温が下がっていきます。
10月の平均気温は10℃以下、最低気温が0℃を下回る日も出てきます。
大阪の冬くらいの気候に近づいています。
どんどん寒くなっていく中で、ゆめちからはゆっくりと生長を進めていきます。
雪の下に隠れるまで、どのくらい大きくなるか楽しみです。
今年は、生育のモニタリングにKAKAXIという端末を利用しています。
播種のタイミングから、設置しているので、タイムラプスをみると発芽して緑が濃くなってきているのがわかりますね!