1月8日、西日本や北日本を覆った寒波は、美幌町にもまとまった雪を降らせました。
雪が止み晴天に恵まれた1月11日、ゆめちからの畑を見に行ってみると、そこは見渡す限りの大雪原。
ゆめちからはすっかり雪の下に隠れています。30〜40センチくらいの積雪がありそうです。
畑の雪を一部掘り起こしてみると、ゆめちからの姿が確認できます。
前回観察したときと比べると葉が少し弱々しくなっているようです。
一部枯れているように見える葉もありましたが、大部分は緑色を維持し、生き延びてくれています。
観察後はまた雪をかぶせます。
最近の美幌町では気温がマイナス20℃を下回ることも珍しくありませんが、
しっかりと積もった雪が保温剤の役目を果たし、この厳寒からゆめちからを守ってくれるのです。
雪が少なかった去年は、小麦の収穫が心配されていたくらいです。
今年も一面の雪に覆われたゆめちから。これから3月中旬くらいまで、雪の下で春を待ちます。
また一時撤去したKAKAXIですが、雪に埋まることはなさそうなので再度設置してもらいました。
設置後、KAKAXIのダッシュボードはマイナス10℃までしか表示できないので振り切れてしまっていますが、
取得されたデータをダウンロードして確認みるとマイナス13℃まで下がったようです。
日によってはマイナス20℃にもなるそうです、KAKAXIが測定できるのかも含めて日々の様子をしていきたいと思います。