美幌のゆめちからもついに収獲の日を迎えました。

 

北海道の広大な畑の収獲で活躍するのはコンバインという乗用型の機械です。

とても大きな機械で、その大きさは例えてみるとゾウくらい、いやマンモスくらい。機械の前に立つ人と見比べみてください。

 

 

この巨大な機械の先端に付いている赤い回転部分で小麦を取り込み下の歯で刈り取り、車体の中に大量の小麦を吸い込んでいきます。

 

 

根本からまるごと刈り取った小麦は車内の機械で脱穀されます。
ゆめちからを学校で育てたみなさんならきっと経験したであろう、あの大変な脱穀作業。
収獲と同時に終わってしまうんです。コンバインの後部からは脱穀を終えた小麦の殻がバラバラと吐き出されます。
この殻は、また別の機械で麦ロールにまとめられ、牛の飼料として活用されるんです。

 

 

小麦畑の中を走り回りタンクに小麦を満載したコンバイン。畑から出て縁に停めてあるダンプカーに横付けされます。

中央部に付いているパイプをぐぐっと伸ばしたと思うと、そこから脱穀後の小麦がザザーッと吐き出されます。

 

 

コンバインから小麦を受け取ったダンプカーはその日のうちに町内の麦乾工場まで運ばれます。

美幌町の麦畑の面積はおよそ2400ha。みなさんにとっては24平方キロメートルと言った方がイメージしやすいかもしれません。

その広大な麦畑から穫れた小麦がこの工場に集まります。工場では小麦を乾燥させ、水分含量を調整し出荷の準備をします。

最終的には適切な水分含量に調整された小麦たちが製粉工場へと出荷されていくのです。

ここで収穫したゆめちから、もしかしたらみなさんが食べるパンにも使われるかもしれませんよ!

 

次回が今シーズンのブログの最終回。今年の小麦の出来について紹介したいなと思っています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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