2021-11-25

 

 こんにちは、北海道美幌町「さいこうファーム」の吉田です。美幌町は日増しに寒くなってきています。

11月に入ってからは最高気温が10℃まで上がらない日も増えてきました。

寒い冬が玄関前でチャイムをピンポン、ピンポン鳴らしてくるくらい迫ってきた感じです。

 

<ゆめちからの成長の様子>

 夜になると0℃を下回るため、最近では毎朝の様に霜が降ります。

地面がうっすら白く凍りつく中でもゆめちからはたくましく成長を続けています。

前回のブログ(https://www.yumechikara.com/blog/?p=8004)の時点では、まだ少し見えていた畝間が、

今回見たときには完全に塞がるくらいになっていました。調べてみると、分げつ数はだいたい8~11、草丈は15〜19cm程度。

草丈の伸びは止まっていますが、分げつ数は前回1、2個だったのと比べるとこの一ヶ月でだいぶ増えてきましたね。

みなさんのブログを拝見すると、分げつの数は北海道の方が進んでいるかもしれません。

 

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▲今月の写真、先月は見えていた畝間がゆめちからで塞がっています。

 
 
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▲先月の写真、畝間がまだ少し残っています。
 
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▲株ごとの分げつもかなり増えてきました。
 

<冬が来る前のひと仕事、畑の後片付け>

 こちらの畑作農家は、11月初旬まで秋の収穫ラッシュで大忙しでしたが、いまは本格的な冬が来る前の最後のひと仕事です。トラクターや作業機を片付けるのはもちろんですが、頑張ってくれた畑の土を休ませる作業を行います。この作業に使うのが、プラウと言う名前の作業機です。何枚ものクワを連ねたような形のプラウをトラクターで引っ張ると、地中と地表の土を反転させることができるんです。今シーズン使った土は、地中で一年一休ませ、来シーズンはプラウで起こした地中の土を使います。

 
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▲トラクターの後ろに取り付けたプラウ

 

 

 

 
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▲ゆめちからの奥に見える茶色い部分がプラウで起こした畑です。

 

<すべてが凍る、冬がもう目の前に>

 次第に雪もちらつくようになってきた美幌町。12月から3月中旬くらいまで平均気温が氷点下の極寒の世界が始まります。

雪と氷に閉ざされて、畑が使えなくなってしまうので、北海道の農家さんの畑仕事はお休みです。

小麦も人も、春を待ちわびながら来シーズンに向けて英気を養う冬がもう目の前です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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