覆われました。とくに1月中旬は、連日雪が降り続け、あっという間に膝まで埋まるほどの積雪になりました。

 

<雪でKAKAXIが停止?>
そんな中、課題研究校のみなさんと同様に畑に設置している『KAKAXI』からのデータ送信が
1月17日にパタッと途切れてしまいました。見に行ってみると、ゆめちからの畑ももちろんかなりの積雪で、
いつもであれば簡単に登ることができる畑への土手も真っ白です。

 

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▲道路から登ったところに畑があります。写真左、畑の端に『KAKAXI』を設置しています。

 

スキーウェアと防寒長靴を身に着け、スコップで雪を少しずつどけながら畑への道を作ります。
土手を登ると真っ白な大平原。『KAKAXI』はというと、本体部分は頭を出しているもののソーラーパネルが雪にすっかり埋まっていました。
雪の下で充電ができずに止まってしまったようです。目の前に続くうさぎの足跡を辿るようにして進み、『KAKAXI』周辺の雪を取り除きました。

 

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▲『KAKAXI』ある場所に向かう、三角形をつくる特徴的な穴が、うさぎの足跡です。

 

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▲すっぽり埋まっていたソーラーパネルを掘り起こしました。


太陽光による充電が復活した『KAKAXI』はしばらくしてまた、記録を始めてくれました。
ソーラーパネルがすっぽり埋まって動かなくなるというのは盲点でしたね。

 

<ゆめちからの成長の様子>
50センチ程積もった雪の下にあるゆめちからの様子はどうなっているのか?
観察するために一部を掘り起こしてみました。そこには先端こそ枯れているものの、しっかりと緑色の葉をのぞかせるゆめちからが。意外と元気そうです。
最低気温がマイナス20℃、最高気温でもマイナス3℃ほどの極寒の美幌町では、雪の下の方が温かいんです。
観察後はしっかりと雪の布団をかぶせてあげました。

 

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▲50センチほど掘り下げてようやくゆめちからの姿が見えてきました。

 

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▲先端部が黄色くなっているものの、全体的には元気そうな様子です。

 

美幌町はこのまま3月中旬くらいまで雪に覆われますが、春に向けての作業が始まるため、
そろそろ農家の冬休みも終わりです。ビニールハウスの中ではビートや玉ねぎ、
それ以外にも様々な野菜の苗づくりが始まります。
次回はそんな様子も少し紹介できればなと思っています!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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