5月6日、観察と土の窒素含量測定、倒伏防止のために土入れ(根元に2cm程度)を行いました。コムギが変色してしまっていたので穂の中身が詰まっているかの確認をしましたが、穂は詰まっており、葉が変色しているものの穂は緑を保っていたので生きていると思われます。しかし弱っているのは紛れもない事実なので、今後は倒伏や環境の変化に気を配りながら収穫までの経過を見ていきたいと思います。
窒素含量測定の結果に関してですが、これまでに無いほど安定したデータが得られました。何か特別に方法を変えたわけでもないので、採取する土の粒子や硫安の粒によって結果が左右されていると考えられます。また、今回は培養土の窒素含量測定も行ったのですがその結果培養土にも多くの硝酸イオンが含まれていることが判明しました。圃場との比較などにおいては、その事も含めて判断しなければならないと思います。
土入れは倒伏を防止するために、天候が崩れやすくなる時期に入る前に行ないました。ゆめちからが開発された北海道には梅雨がありませんが、和歌山ではもうすぐ雨が多くなるのでそれについても懸念しています。
今後は5月27日に穂数・穂長測定、6月3日に収穫を行う予定となっています。
▼発芽~5月19日までの成長のようす(動画)
https://www.youtube.com/watch?v=B60TvERWUbE&feature=youtu.be
▼根元の様子
▼倒伏防止のために針金で1プランターを8マスに区切る支えをつくった
▼穂は5月下旬に差し掛かってもなお緑色であり、中身がつまっている。
▼テントウムシが増殖しているようである。農薬と並行して効果を期待したい
▼5月19日の様子
▼4/20
▼4/25
▼5/2
▼5/11
▼5/19
皆さんこんにちは。Pascoです。
動画記録いいですね!生長の具合がよく分かりました。
収穫まであと少しですね!栽培研究の纏めが楽しみです!